無職である、独身である。人生何度目かのスゴロクは始まったばかり。見ていきなせぇ笑いなせぇ。あきらめるのはまだ早い。 、、、の第二部 すっかり無職でなくなったおれっちの、右も左もわからねえ金融業界裸一貫進む様、とくとご覧あれ!
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TOEIC
数少ない読者の方はご存知のように、私は履歴書に書けるような立派な資格を一つも有していない。無論普通免許は持っている。ついでに自動二輪免許を持っている。しかしそんなものは誰もが持っている免許であり、就職において有利であるかどうかと問われれば、その存在価値はゼロである。
未経験はいかんともしがたいが無資格はもしかしたら何とかなるかも知れんと、以前「資格全ガイド」なる分厚い書物を購入したところまでは書いたと思う。そしてそれっきり資格のことには触れていない。
言い訳がましいが、決して忘れていたわけでも、諦めたわけでもない。資格を取るには思っていたよりも時間がかかるということがわかったので、今お伝えできるような進展が全くないため、まるで何事もなかったかのように別の話題でお茶を濁していただけなのである。

日本には多種多様な資格がゴマンとある。誰でも知っている有名な国家試験から、だーれも知らないマイナーな民間資格までさまざまだ。「資格全ガイド」の通読にはそれほど時間はかからなかったが、結局どの資格を取るべきはいまいちわからなかったのである。

どうしたらいいかわからないとき、基本としてはまず原点に立ち返るべきであろう。そう考えた私は、原点、つまり

“なぜ資格を取るのか?”という疑問に立ち返った。

当然答えは

“就職に少しでも有利になるように”である。

前述のように、資格と一口に言ってもさまざまな種類の資格がゴマンとある。まずはその中から就職に有利であろうと思われる資格を選別せねばならない。就職に有利でない資格をたくさん取ることは今の私にとって有意義ではないのである。

まずはサンサーンスを聞きながらのんびりと調べた結果、一概には言えないが大まかに言って民間資格より国家資格のほうが信頼度が高いようだ。うん、まあそりゃそうだろうと思いつつ、筋肉少女帯を聞きながらヘラヘラと「資格全ガイド」の中から国家試験ばかりを抽出していった。次にイングヴェイ・マルムスティーンを聞きながらすばやく営業職の就職に際し有利であろうといわれる資格を選別する作業に入った。

言い忘れていたが私は営業志望である。ほんの数ヶ月前までうつ病だうつ病だと騒いでいた姿からは想像もつかぬであろうが、私は実はお外に出る仕事を好むのである。約8年の長きにわたり研究室にこもりっぱなしで生きている人間とのコミュニケーションの仕方を忘れてしまった姿しか知らぬ友人からは想像も出来ぬであろうが、私は実は死んでいる人間より生きている人間のほうが好きなのである。

話がそれた。

私はインターネットや手元の資料を駆使し、営業に有利であると、ベテラン人事のお歴々が述べている資格を抽出することに成功した。

しかしである。抽出したいくつかの資格の詳細を調べてみれば、そりゃあたしかに有利だろうさ、とため息が出るような資格ばかりであった。つまり持っていればニートに何ぞなる必要はない資格ではあるが、取得するのに時間やお金がかかり、とてもじゃないが今年中に取れるような資格はないのであった。

つまり、使える資格を取得できる頃には私はめでたく31歳を超えており、資格の利点を補って余りある不利な年齢をいくつも重ねてしまうのである。一応その中から一番手っ取り早く取れそうなものをいくつか選んで勉強し始めたが、今年中にはなんとしてでも就職をしたいので、それらに頼ることはやっぱり出来ないのである。

ところで私は英語が堪能である。日本語ほどではもちろんないが、バーで金髪ねーチャンをナンパできるくらいには英語を使いこなすことが出来る。そんな私が真っ先に取るべき資格はTOEICであろう。実は帰ってきたらすぐさま取ろうと思っていたが、のらりくらりと暮らしている間にすっかり時は過ぎ去ってしまった。あわてて最近申し込んだが、一番はやく受けられる試験日は10月の終わりであった。とりあえず今年中に履歴書にかけそうな資格が一つ増えることになるが、果たしてどうだろうか?

TOEICに関しては結果がでしだいご報告する。

そういえば先週面接を受けた会社は1次面接で落ちた。私の人生最初の就職試験は不合格であった。

最近スゴロクはとんと進んでいないが、戦いはまだ始まったばかり。

がんばらなくっちゃ。
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資格という名の剣 その2
昨日の続きである。
資格と取ると言っても一体どのような資格を取ればよいのか、これまで資格についてまるきり何も考えたことのない私にはさっぱりわからないのである。そこで私は早速近所の書店に赴き資格等のコーナーへと向かった。

そこで私はしばし呆然と佇んでしまった。世の中に資格の種類のなんと多いことか!しかも一種類の資格に対しての参考書の数たるや、、、私は途方にくれてしまった。私は感情の起伏が激しいたちなので、目の前に卒然と現れた資格という山の裾野のあまりの広大さに、その場にうずくまりしばし懊悩した。一体何から手をつけて良いのかわからない。かといってすっかりオッサンになった私に無償で優しく手ほどきをしてくれる暇な人間はいないのである。私は夕方の公園で夕食の迎えに来た母親に手を引かれて帰っていく友人達を見送り、たった一人ブランコの上で来るはずのない母親を待った幼少の頃を思い出し、孤独感の中に埋没しそうであった。

ふと、人の気配がして見上げると資格のコーナーの私のすぐそばに年のころなら20代中盤、長い髪からはかぐわしいシャンプーの香りを漂わせた若い頃の田中裕子を思わせる可憐な女性が左手の人差し指を唇に添えながら資格書籍の本棚にその大きな瞳を走らせていた。突然精気がみなぎった体を奮い起こすと、背筋を伸ばしてジュリーのような色っぽい流し目で私は話しかけた。

“資格の本って、なんだか種類が多くて困っちゃいますよね。”

女性は突然おっさんから話しかけられたにも関わらず、微笑を浮かべ、落ち着き払ってこう言った。

“いえ、私は目的がはっきりしていますから。”

そう言うと彼女はなんだかわからぬが広辞苑のごとき太さの参考書を軽々と棚から抜き出すと、大またで颯爽と去っていった。歩き去る彼女のケツはたいそう美しかった。

さてとにもかくにもヒントを与えられた私はまず主要な資格が総覧できる“資格全ガイド”なる本を購入した。目的がはっきりしないうちは数多の参考書の中から一冊を選び取ることは出来ないのである。方向性を定めるにはまず世の中にどんな資格があるのか知ることからはじめなくてはならぬ。
あの田中裕子はきっとふがいない私に手を差し伸べてきた天使に違いないと思った。
今晩はこの“資格全ガイド”なる書籍を精読いたしたいと思う。

ドラクエに見る現実世界 -資格という名の剣-
当然予想はしていたが、色々と調べていくうちにその予想をはるかに上回る厳しい現実が見えてきた。
30歳資格なし職歴なしで就職するのは初心者がチョモランマの頂を目指すがごとく無謀であるようなのだ。
しかし例え無謀であろうとなんであろうと私はやらなければならんのである。それにチョモランマ登山は死ぬかも知れねーが、就職への道はいかに厳しくとも死にはしねーんである。

話は変わる。

かつてドラゴンクエストという一世を風靡したコンピューターゲームがあった。現在でも人気の高い老舗のロールプレイングゲームである。第一作は私が幼少のみぎりに発売され瞬く間に日本中を席巻し、その影響力たるや子供たちの生活スタイルを著しく変化させてしまうほどであった。学校へ行けばゲームをどこまで進めたかが話題の中心であり、一番先へとゲームを進ませている者がまさに勇者のごとく称えられた。
ゲームの内容は高度に複雑化した21世紀ゲーム事情から見れば恐ろしく単純で、世界を暗黒に変えてしまう魔物の王竜王を倒すのが目的という単純なものであった。プレイヤーはゲームの中の勇者を操り、成長させ、世界に平和をもたらす役割を担っていた。
ゲームの初めの頃は貧弱な装備しか持たない勇者はつらく厳しい旅を経験するうちに時にはお金で、時には魔物から、時には宝箱から選りすぐりの武器防具を手に入れ、経験値により成長するレベルとは別に強くなっていく。
最後の敵である竜王はとても強いので、世界最強の武具を装備したものでなければ倒せないように思われるが、実のところ初期装備でも経験さえ積んで最強レベルになっていれば、竜王は倒せるのである。もちろん逆もしかりで装備さえ最強であれば,少々経験不足でも竜王を討伐することは可能である。竜王を倒すとめでたくお姫様と結婚できるストーリーは、少年が永遠に愛する勧善懲悪ストーリーの王道である。

ここで話を現実社会に戻す。今の話はそのまま現実社会に置き換えることは出来まいか。つまり武器防具=資格、そして経験値(レベル)はそのまま職務経験である。
この二つと、燃え尽きぬ情熱さえあればいかに厳しい現実とはいえ乗り切っていけるのではないか。

さて自分に置き換えてみよう。私には現在のところ燃え尽きぬ情熱などはっきり言ってない。燃えさかる情熱を傾けるべき夢を、私はアメリカに置いてきてしまったのである。しかしながらそれを取り戻す、または新しい夢を探すという新たな情熱はかすかに燃え上がり始めている。なのでそれはそれでよしとする。矛先さえ見つかれば私はまた激しく情熱を燃やすことであろう。
次に武器防具と経験値について考えてみる。

、、、

皆さんご存知のとおり考えてみるまでもなくどちらもゼロである。
だがここで諦めてしまっては竜王は倒せないのである。竜王を倒せないということはお姫様とも結ばれないのである。今のままではお見合いパーティーに参加する資格もないのである。お姫様どころか侍女と会話することすらかなわないのである。それではいかにも寂しい。なのでもう少し突っ込んで考えてみよう。経験値を上げることははっきり言って難しい。何せ職について初めて経験値を稼げるのである。浪人中レベルアップすることは残念ながら不可能に近い。では武器防具はどうか。これは何とかなりそうだ。やる気と少々のお金さえあれば多少の装備は整えられそうである。少なくとも素っ裸で就職試験という魔物に立ち向かうべきでないのは自明の理である。

というわけで私は資格を取得するために少々努力してみようと思う。

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